いもたき, 松野町

 

昨年復活した、松野町のいもたきが今年も開催!さっそく取材させて頂きました。

真土の川原で、昨年35年ぶりに復活した「松野ふる里かにぞうすい」が今年もスタート!8月26日~10月10日まで、1カ月と少しの間だけ開催される松野町のいもたき。今回は、メルカドデザインが「まつの日和②」などの取材・撮影で、いもたき会場にお邪魔した時の模様をレポートします。

そもそも、「いもたき」とは?

Wikipediaなどによると、愛媛県の風習で(発祥は大洲)、秋に月見を兼ねて、河川敷で「いも」を「炊き」、それを肴に宴会をすること、とあります。

いもは里芋で、具材は地域によって異なるそうですが、松野町のいもたきにはツガニが入ります。ツガニとは、広見川でも獲れる川ガニで、味は上海蟹そのまんま。非常に美味しいカニです(ぼくも奥さんも大好物)。そのツガニと一緒に炊くことで、旨味が格段にUPし、とても美味しいいもたきに仕上がります。

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こちらが松野ふる里かにぞうすい会場です。里山の河川敷で、いもたき鍋をつつきながらの宴会は、雰囲気もロケーションも抜群です。ちょうど、夏の暑さが過ぎた頃に開催されるので気温もちょうど良いです。下の写真は、会場の入口。JR予土線真土駅から、徒歩7~8分の広見川河川敷です。

 

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メインディッシュとなる、いもたきの鍋とツガニです。ツガニはお一人様あたり2匹まで。ふんぱつしてメスばかりを出しているとのことなので(オスよりメスの方が美味)その点もお得。上海蟹のように甲羅を開いてカニミソをすすります。もう、絶品! 鍋のいもたきは、このツガニを炊いた出汁の旨味がたっぷり入っていて、こちらも絶品!

 

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夕暮れ時に始まった宴会は、やがて日が落ち、さらに良い雰囲気に。

 

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その、一番いいタイミングに、「〆のかにぞうすい」が運ばれてきます。

 

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こちらが、このイベントのタイトルにもなっている、かにぞうすい。こちらもツガニを炊いただし汁で作ったぞうすいで、ご覧の通りツガニ入りです。このぞうすいは、35年前に開催されていた当時のいもたきの味をきちんと再現したもの。当時の味を知る、松比良さんが直々に、毎回味見をして確認されているので間違いありません。取材時も、かにぞうすいの写真を撮るべく、炊事場にお邪魔していると、松比良さんが出来上がりを味見されて、「ん、合格!」と、OKが出た鍋を奥様方が宴席に運んでいくという、その現場を目撃しました。

 

35年前、広見川に起こった大洪水によって道具類が流されてしまったことで、一度途切れてしまった真土のいもたき。町内のワークショップなどを経て、昨年(2015年)奇跡の復活を遂げました。一度すたれてしまったものが、このような形で復活をするのは、やはりなかなか貴重なことだと思います。松野ふる里かにぞうすいは、(復活時)部落長だった金谷さんを中心に、当時のことを知る方と、現役の地域の方々の協力とモチベーションがあったからこそ実現したことだと、今回取材をして改めて感じました。地域の人の協力とモチベーション、よくある話に聴こえますが、実際はそう簡単なことではないと思います。それに加えて、この地域に移住した、松野町の地域おこし協力隊の廣瀬さん、矢間さんも協力を惜しまず、積極的に参加。同じく地域の岡本さんが、テーブルなどの道具を自作し提供されました。それらの、いろいろな要素がとてもいい形に働いたことで、周囲からの応援もあたたかく、当事者の方々も楽しく参加することが出来ている、松野ふる里かにぞうすいは、そういう奇跡のいもたきなのだと思います。

 

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愛媛県のソウルフード(と言いたい)であるいもたきが、松野町オリジナルのツガニ入りバージョンとして楽しめる「松野ふる里かにぞうすい」。まだまだ、知る人ぞ知る、超穴場なリアル里山イベントですので、ゆっくり体験するなら今がチャンス!ぜひ、松野町の河川敷で、最高の宴を体験してください。

 

◎ 松野ふる里かにぞうすい
開催日程:2016年8月26日~10月10日まで
場所:松野町真土、真土橋下流の河川敷(詳しい行き方はお問い合わせ下さい)

☆完全予約制/5名様以上~になります!
毎週金・土に開催。※10名様以上で平日・日曜も可。
料金:お一人様/2500円(かに2匹、いもたき、かにぞうすい)
※お飲み物はすべて持ち込みでお願いします。

予約・お問い合わせ
0895-42-0613 松比良まで

みなさまのご来場をお待ちしております!

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