森の国コミュニティバス(桃バス)

松野町内を循環する、コミュニティバスのカーラッピングデザインを担当しました。通称「桃バス」。松野町は、宇和島バスが宇和島~道の駅虹の森公園間(中心部)を運行していますが、それ以外の地域にバスは走っていません。松野町も65歳以上の人口が4割を越え、車を持たない(もしくは運転できない)お年寄りの方は町内にたくさんいらっしゃいます。そんな方のための移動手段として走っているのが「森の国コミュニティバス」です。このデザインの依頼を受けた当時、ちょうど「まつのの桃の段ボール」のデザインが完成した後だったので、その意匠をこのバスに展開させたら面白いと思いデザインしました。桃は松野町の特産品です。このバスが、里山を背景に走っている風景はなかなか愛らしいものがあります。初めて見る方にも印象に残るコミュニティバスに仕上がったのではないかと思います。ちなみに、1台しか走っていないので「見かけたら幸せになれる!」ラッキーバスでもあります。

CLIENT
愛媛県松野町

SERVICES
Design

YEAR
2015