バックパック背負って低予算で世界を旅すると、旅先で色々なことがあります。感動した・嬉しかった・辛かった・嫌な目にあった。これ、地方移住となんだか似ていませんか?





 

違う文化を楽しむのがであり移住

 

田舎暮らしには向き不向きがあります。

移住に不向きな人の典型例は、

〈都会のルールが日本のスタンダード〉だと信じて疑わない人。

田舎に都会を求めてしまって失敗例になるパターン

 

バックパッカーも同様です。

〈日本の水準が世界の基準〉

…って、そんなわけないですよね?

低予算で東南アジアや南米の安宿を渡り歩くのに、

シャワーの水圧を気にしていては話しになりません。

そもそもお湯出ない安宿が大半だし。

 

ぼくと奥さんは、8年前(2010年)に、

夫婦で、約1年間かけて、世界一周の旅をしました。

低予算で安宿を渡り歩くバックパッカー旅です。

 

そこでぼくらが、最も楽しんだのは、

ローカル市場の食堂メシ!

でした。

 


 

バックパッカー旅の醍醐味は、安くて美味しい市場食堂メシ!

日本ではもうほとんど見られませんが、

東南アジア、中東、南米など、

世界の各地には「市場」がたくさんあります。

スーパーマーケットもあるのですが、市場もまだ機能している国が多いです。

物価の安い国々の市場には、

めっちゃ安くてめっちゃ美味しい市場食堂メシで溢れています。

タイ、チェンライの市場食堂。この市場は色んな麺があって楽しかった。

ペルー、クスコの市場食堂で食べた羊肉プレート。これで約270円!世界一ウマイ肉は羊肉と確信。

色んな国の、ローカル市場の食堂で、地元の人の隣の席に座って、

見たことも聞いたこともない

ものすごく美味しい市場食堂メシにありつけると、

しかも激安!1食 300円以内がスタンダード。

ぼくらは、本当に心の底から感動してしまうのです。

そこにたどり着くまでの疲れやイライラのすべてが吹き飛びます。

 

いい市場で、いい市場食堂メシにありいて、

「大変だったけど、来てよかったな~」と心の底から思う。

それが、ぼくらの旅の、最大のモチベーションでした。

ベトナム、ホイアンの市場で食べた、カオラウ(約50円)。世界一周旅で最も美味しかった麺料理。

ボリビア、ウユニ塩湖の近くの町ウユニの市場。ここの羊肉メシも最高だった。

もちろん、過酷なバックパッカー旅なので、

楽しいことばかりではありません。

30時間長距離バス移動や、

中国のニーハオトイレや、

真冬に外と変わらない極寒の安宿や、

外国人という理由でボラれるなどなど。

 

色々ありましたが、

でも、心の底から感動できる市場食堂メシや、

わけのわからない日本人に何の躊躇もなく優しくしてくれる

地元の人との触れあいがあったから、

楽しく旅が続けられたのです。

ツライだけならすぐにやめて帰国します。

 

地方移住も同じです。

 





 

地方移住とバックパッカー旅はよく似ている。

 

ぼくら夫婦が、世界一周の旅で楽しんでいたのは、

その国に行って初めて知る「文化の違い」でした。

面白いことに、TVや雑誌で見たことのある世界遺産巡りは、旅が進むにつれ飽きていきました。

約1年の間ほとんどず~っと、驚きと発見の連続で、

ものすごく刺激的な日々でした。

 

地方移住の醍醐味も、それに近い部分があると思うのです。

 

自分が住み慣れた土地から、

全く違う新しい土地に移り住んで、

そこで出会う人々や、言葉や、風習や、食文化や、

伝統や、お祭りや、季節の風景。

 

そこにあるのは、

驚きと発見と感動 です。

愛媛に移住した直後。ご近所さんからの野菜おすそ分け!憧れてました。

 

今まで知らなかった暮らしを実体験し、

移住先のご近所さんに受け入れてもらう。

都会と違うコミュニティにとまどいつつも、

みんなに優しくしてもらって、子どもを可愛がってもらって、

地域に溶け込んでいく。

 

それこそまさに、地方移住の醍醐味

ですよね。

 

地方移住で楽しむべきは、

自分が気に入って移り住んだ土地の、

未知なる文化なのです。

 

実際に地方移住を体験すれば実感しますが、

同じ日本といえども、びっくりするほど異文化圏です。

日本には、多種多様な地方文化が存在するのですよね。

愛媛の食文化には移住してみて本当にびっくりしました。

 

だから当然、

日本全国どこでにも、ご当地ルールが存在します。

つまりそれは、文化の違い

そう捉えた方が腑に落ちるレベル。

 

移住で失敗しないコツのひとつは、

郷に入れば郷に従う」ことです。

 

ちょっと抵抗ある人多いと思いかも知れません。

でもここがすっと出来るとかなり楽

これは精神的な強制というより、

むしろ生活力だと思います。

 

海外旅行になぞらえれば、

日本には日本の生活水準があり、

タイにはタイのいいところ、

中国には中国の面白いところ、

ヨーロッパにはそこにしかない文化がある。

 

違うからこそ面白い。

それを楽しんでこその、

旅であり、移住なのですよね。

 

バックパッカーが世界を巡れば、

旅先で色々なことがあるのと同様に、

地方への移住は、

感動すること、嬉しいことに溢れる一方で、

辛いことや、嫌な思いをすることが、

当然あるんです。

 

でも、だからこそ楽しい。

だからこそ感動するし、成長できるのだと思います。

 

というわけで、どうやら、

地方移住は、バックパッカー旅に近い

みたいです。

 

8年前に夫婦で世界一周して、

6年前に東京から四国(愛媛県)に移住した

フリーランスデザイナーがふと思った、

移住の向き、不向きでした。

 


 

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