海外で「寿司」食べたことってありますか?ぼくは何度かあります。世界一周の時も一度だけ食べました。自分の国の食文化を外国で食べる。これもまた異文化体験ですよね。





 

ウクライナで寿司を食べた!

8年前(2010年)に夫婦で世界一周の旅をしたときに、

ヨーロッパの西欧ルートを急遽変更して、東欧諸国を巡りました。

旅が進むにつれ「予備知識がない国や町に行った方が楽しい!」と気づいたからです。

フィンランドからフェリーでバルト三国に渡って縦断し、

ポーランドから、ウクライナリヴィウに入りました。

ウクライナ語表記が全く読めず、英語併記もないので、バスの切符買うときかなり焦りました。

ウクライナのリヴィウは、物価が予想以上に安く

東欧の旅の中でも一番楽しかった国のひとつです。

物価が安いと…

物価安い=食事が安い=市場がある確率高い=スーパーも激安

というメリットしかありません。

ウクライナは美人大国です。道行く女性の6割以上がモデルさんみたいでした。

リヴィウの劇場。バレエ観たかった~!ちょうど休演してたんです。バレエやオペラも激安。

ぼくらツーリストの足にもなる、黄色いミニバス。お世話になりました。

着いた初日は「ヨーロッパというより中国に近い…?」

といった印象だったウクライナ。

スーパーマーケットでは、

焼きたてのロングバゲットが約40円、

チキン丸焼きが約250円と、

物価が安い東欧の中でも、特に激安。

 

そしてなぜか、街のそこかしこにスシバーが。

それも何軒も。

 

「この物価の安さなら、寿司も安いんじゃない?」

 

ここまで出来るだけ、日本食を我慢してきたぼくら。

スシバーなんて高値の花もいいとこです。

 

でもまあ、がんばって節約旅してるので、

たまには贅沢してもいいんじゃない~?

というわけで、ぼくら夫婦にしてはかなり珍しい行動に出たのでした。





 

リヴィウのエヴァ寿司!

ぼくらが寿司を食べてみたお店はこちら。

お店の名前はわかりません(読めない、翻訳したくても打てない)

席はこんな感じ。和風ではなく、なんか、未来っぽい演出の内装。

そしてなぜか、店内モニターではエヴァンゲリオンが。

ウクライナでもクールな日本文化のアイコンはエヴァだったのでしょうね。

 

さて、この写真。

ひとつの重要な情報を、

注文前のぼくらに教えてくれました。

 

それは、

全員ウクライナ人の職人さん、ということ。

つまりこういうことです。

“ 握りはやめとけ ”

こちらがメニュー。

ウクライナの物価考えるとかなりの高級品

 

握りもありますが、1貫だとかなり割高です。

セットの方が割安で、さらにロール寿司の方がお得な設定。

 

となれば、ノーチョイスですよね。

ぼくらは迷わず、ロール寿司セットの一番安いやつを注文しました。

テーブルの上にはキッコーマン。これも高級品。

最初はつきだしみたいに、お味噌汁が出てきました。

ただ、この時のぼくらにとっては、

このお味噌汁ですら、数カ月ぶり日本の味

インスタントに近い味でしたが、じわっと沁みました。

 

そして!

どーん!と、きました。

ウクライナ寿司です。

 

なるほど、

シメサバサーモンを駆使したロール寿司は、

握ってなくても寿司っぽい仕上がりになりますね。

海苔を使ってないのがポイント!

 

そして実際に食べてみても、

「おっ」と声が出るほど、

ふつうに美味しく食べれるお寿司でした。

ガリも自家製っぽくて美味しかったです。

レモンは邪魔でした。

 

そしてこの、

日本から遥か遠く離れた東欧のウクライナで、

数カ月間、がまんにがまんを重ねた状態で食べたお寿司によって、

ぼくらが、確信してしまったこと。

 

「ああ、コレコレを口にして初めて、

寿司だ』って思うんだなあ…!」

と、しみじみ思ったのです。

 

ぼくがこのウクライナ寿司に、

日本を感じることが出来た、

コレとは何か…?

 

刺身とシャリ(酢メシ)

ではなく…!

 

ワサビ醤油

でした。

 

そう、ぼくらが、

寿司を寿司と認識するための最も重要な要素

それは、ワサビと醤油だったのです。

 

日本から遠く離れたウクライナで寿司を食べ、

より客観的な状況に立たされて、

寿司を味わったとき、ぼくは、

ワサビと醤油のマリアージュにこそ、

「日本」を感じた!

のでした。

 

そう気づいて、

最後に名残惜しく、

ぼくは、ワサビ醤油をぺろりと舐めて、

店を出たのです…という、

今回は、

だから何だというわけでもない小ネタです。

 

以上、

「ウクライナで寿司を食べて分かった1つのこと」

でした~。

 


 

〈オマケ〉

そうそう、せっかくだったので

寿司だけでなく、もう1品注文したのでした。

鍋焼きうどんです。

付け合わせの小皿は、うずらのたまごでした。

鍋焼きうどんは、寿司に比べると再現度が低かったです。

 

ちなみに、

この鍋焼きうどんで、かろうじて日本を感じた要素は、

めんつゆと鶏肉の組み合わせでした。

 

この時の寿司のお代は、

シメサバのロール寿司と、サーモンのロール寿司と、鍋焼きうどんで、

約1,470円でした。

2人でこれなら、たまの贅沢としてはいいネタですね。

それではまた!

 


 

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