少し前になりますが、内子町のそば処「下芳我邸」のランチに行ってきました~!歴史情緒溢れる内子の町並みの下芳賀邸内で食べられる蕎麦ランチ!です。





 

内子の町並みのお屋敷「下芳我邸」。

内子町の「そば処 下芳我邸」でランチを頂きました。

「下芳我邸」はその名の通り、内子で名高い「芳我家」のお屋敷が改装されたお蕎麦屋さんです。

 蕎麦 つみ草料理 下芳我邸

内子の町並みには、上芳我邸(木蠟資料館として開放)、本芳我邸(見学不可)、中芳我邸(中庭のみ見学可)といった芳我家の豪壮な建物群があり、そのどれもが町並み観光の目玉スポットとなっています。

 内子町|内子ねき歩き体験レポート|前編

下芳賀邸もそういったお屋敷のひとつ。

そんな邸宅の中でランチが楽しめる!というのだから贅沢ですよね~。

 

こちらがその下芳我邸

本物の内子のお屋敷です。

下芳賀邸はランチ営業のみのそば処。

入口を入ってすぐの土間スペース。

邸内はこんな感じです。ここが客席です。

重厚な造りのお屋敷。梁や柱などの雰囲気が違います。

客席から望む中庭。

中庭も素晴らしく、プチ上芳我邸といった趣。

この縁側を渡って行くとお手洗い。

こんな空間で蕎麦ランチを楽しめてしまうのが、下芳賀邸です。





 

下芳我邸で蕎麦ランチ。

ちなみにこの時は、とある取材で「あでカワイイ!キモノで巡る恋する町並み」の清水さんと一緒に下芳我邸さんにお邪魔しました。

 内子を着物で町並み歩き|あでカワ!2017版パンフレット完成

最近は雑誌やTVにひっぱりだこの清水さん。内子観光の看板として大活躍!です。

 あでカワイイ!キモノでめぐる恋する町並み(内子さんぽ)

席について、さあ注文。

頂いたのは「野遊び弁当」。一番スタンダードなメニューです。

早速ですが、こちらがその「野遊び弁当」です!

けっこう色々な小鉢が。ぼくは冷たいお蕎麦を注文。

お蕎麦の他に、おにぎり、天ぷら、煮物、デザート、お漬物などが付いてます。

これは女子に喜ばれそう。

それこそ「あでカワ!」で、和服を着付けてもらって、町並み散策の途中に下芳我邸に立ち寄って、本物のお屋敷の中でお蕎麦ランチ!なんて素敵ですね。

お蕎麦も瑞々しくて美味しかったです!

四国は完全にうどん圏なので、美味しいお蕎麦になかなかありつけないのですが、ここでは食べられます。

食後にはコーヒーも。右は蕎麦ランチを頂く清水さん。

さて、下芳我邸では食べ終わった後にもうひとつ楽しみ方があります。

 


 

下芳我邸の二階。

下芳我邸は、二階にも上がることが出来ます。

実は、席でお蕎麦を待っている時に、二階のスタッフの方が「ぜひ後で二階もご覧ください」と教えてくれたのです。

というわけで、食後に二階へ。

こちらが下芳我邸の二階。

畳の間にところ狭しと、内子町の工芸品などが展示販売されていました。

カゴは価格も手ごろで、2000円ぐらいでした。

内子町の製紙工場で作られている大洲和紙。

他にもかなりたくさんの品が並んでいました。

こちらが二階スタッフの方。

この方のガイドが素晴らしかった!です。

下芳我邸の成り立ちや、二階の間の細かな装飾について次から次へと興味深いお話を教えて下さいました。もちろん無料。

こういった組子や梁の造りの秘密を色々聞きました笑

それにしても、細かい部分まで凝った装飾が!

この時聞いたお話しでは、下芳我邸は上芳我邸より前に建てられたそうで、上芳我邸を建てた職人さんと同じ職人さんの手による建築なのだとか。

そういう意味では、下芳我邸は上芳我邸建築のテストでもあったそうで、いわばプロトタイプ的な存在なのだそうです。

それにしても、内子町にはねき歩きガイドさん然り、ガイドスキルの高い方々がかなりいらっしゃいますよね…。みなさん住人の方という。驚きです。

ちなみにこちらも、二階の方に教えて頂いた見どころ。

一階の客席のふすまに出て来た大正時代の新聞(ふすまの裏紙)。

よく見ると、大正二年一月一日の日付が見えました。

 

というわけで、内子の町並みの中にあるそば処「下芳賀邸」でした!

内子の町並み散策の際にはぜひお立ち寄りください。

おすすめです!

 


 

★ そば処 下芳賀邸

公式サイト

営業時間:11時~15時(通年)

定休日:水曜日

電話:0893-44-6171

愛媛県喜多郡内子町内子1946

 


 

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