なんと!ぼくら夫婦が結婚して10周年を迎えました。それを記念して(?)10年前の秘蔵写真をお蔵出し。ぼくと奥さんの10年前の結婚式です。





 

結婚式を挙げた日から10周年!

正確に言うと「結婚式を挙げた日から10年目」を迎えました(入籍はまた別の日)。

当時、ぼくらはまだ東京に住んでいましたし、ぼくは広尾の会社に勤めていました。

2006年に、結婚することを決めたぼくらは、

お互いの両親の快諾を得て、結婚式を挙げることにしました。

ぼくらの場合、「結婚式を挙げたい」と強く願っていたのは奥さんの方でした。

ご存じの方は想像つくと思いますが、うちの奥さんはとてもクリエイティブな人です。

いわゆるブライダル・コンサルタントな会社にウン百万円も払うような結婚式をする気はさらさらなく、「もっと自然なかたちの結婚式を挙げたい」と考えていました。

「これはやるしかない!」というわけで、ぼくと奥さんは、出来うる限り「自分たちの考える結婚式」に近い挙式を実現すべく、自力で準備をすることにしました。

完全セルフプロデュースな結婚式です。

これがなかなか大変でしたが、それでも、たくさんの方々の協力を得て、最終的にはかなり素敵な結婚式を挙げることができました。

それでは初公開!10年前に挙げた、ぼくらの手作り結婚式&披露宴です。

 

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結婚式と披露宴の2部構成で行いました。結婚式は親族のみ。

会場は広尾の安藤記念教会という、外壁がツタで覆われた、とっても素敵な雰囲気の教会をお借りすることができました。

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式を挙げさせてもらうにあたり、教会には直接コンタクトをとりました。

ブライダル会社を通さなくても教会で結婚式を挙げることは可能です。

直接牧師さんにお願いし、式まで何度も日曜礼拝に通って、式を挙げてもらいました。

ところが!「外壁がツタで覆われているのが素敵」だった外観が(それが目当てだった)、式当日近くのタイミングで清掃されてしまうという…、ガーン。

でもまあ、素敵な式を挙げてもらうことは出来ました。

それにしてもこの頃の新郎はやせているなあ。





 

教会での式から、ギャラリーでの披露宴へ

 

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式の直後に、親族に白いお花をくばる奥さん。

花嫁衣装も、ヘアメイクも、奥さんが自分で納得いくまでこだわりました。

衣装は1着はレンタル、もう1着はアンティークを購入。

ヘアメイクは、かなりステキなヘアメイクアーティストさんにやってもらえたみたいです。

 

式を終えた後、徒歩で移動できる距離にあるギャラリーをお借りして披露宴を行いました。

ギャラリーは、ぼくが昔お世話になったP-houseというギャラリー。

以前は恵比寿にあって、カフェバー(cafe guest)&ギャラリー(P-house)でした。

大学を出てすぐの頃、そこでぼくは一時期働かせてもらったのです。

そのギャラリーが、2006年当時は六本木にあり、元ボスに相談したところ、スペースを貸していただけました。

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地下にあるギャラリースペースを、ぼくらは思う存分、使わせていただきました。

いたるところに展示されているのはすべて奥さんの作品。

披露宴会場というより、ちょっとした個展さながらです。

料理は、恵比寿時代の仲間で料理人になった女の子にお願いしました。

ぼくらはほとんど食べれなかったけど、大好評!でした。

お酒やドリンクも、カフェバー時代にバーテン担当だった仲間にお願いし、会場の設営も、当時の仲間が総出で手伝ってくれました。

前日の夜に仕込んだので、ほぼ徹夜。

思い出すと、大変でしたね。

ほんと、あの時手伝ってくれた方々全員に感謝!です。





 

教会を建てた披露宴パーティー

 

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そしてこれが披露宴の目玉。なんと会場に教会を設営してしまったのです。

デザイン・制作は奥さん。設営は大工の仲間です。

この教会をステージとして、披露宴は行われました。

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まず、ムービーを上映。よくある2人の誕生から結婚までのストーリーですが、ちょっとしたアニメを盛り込み、新郎であるぼくが自分で制作。

何から何まで手作りです。

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ムービーに見入ってくれている参列者のみなさま。何人かの方は泣いてくれてました。

ムービーの最後、「…というわけで2人は結婚しました」というオチのあとに。。。

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新郎新婦が入場。BGMの「結婚行進曲」は奥さんの友人の生演奏。

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入場してきた新郎新婦は教会の前に。そしてケーキ入刀。

このウェディングケーキも、奥さんの親友のお姉さんが作ってくれたケーキです。すごい!

その他、演目や、この記事でも使っている写真の撮影、ビデオ撮影、スピーチなどなど…、

進行の司会の方のみ外注で、それ以外はすべて友人、知人に手伝ってもらって実現した、

ぼくらの結婚式&披露宴。

振り返ると、ほんと、ありがたいことでした。

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化粧直し後の奥さん。この衣装はアンティーク。凝った髪飾りもアンティークです。

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さいごに参列いただいた方々全員と記念撮影。かなり著名な方もちらほら。

参列いただいた皆様にはほんと~に感謝!です。

手伝ってくれたたくさんの仲間たちにも大感謝!当日はいっぱいいっぱいで、ほとんどケアできずに申し訳なかったです。

こんなに素敵な結婚式&披露宴を挙げることができたのは、みんなのおかげに他なりません。

本当にありがとうございました。

 


 

以上!10年前の結婚式でした。

結婚式を自力でプロデュースするのは可能だし、かなりの達成感と、一生忘れない思い出を得られるのでかなりおすすめ!です。が、大仕事になるのは間違いないので、それなりの覚悟も必要です笑。

こだわればこだわるほど大変になりますが、その分コストは各段に抑えることが出来ます。

ぼくらは当時は、かなり色々なスキルを持った友人に助けてもらうことが出来たので、参考にならない部分もあるかと思いますが、それでもやり方はいろいろあるはず。

工夫次第で、素敵な結婚式を手作りで挙げることは、現実に可能だと思います。

ぼくらも今挙げたら、もっとすごいの出来るだろうな~!と思います。

 

さて、結婚10周年。

奥さんと結婚して10年経ちました。

10年、あっという間でした。

いつも美味しい料理を作って、ぼくの胃袋をつかんで離さない奥さん。

なんだかんだ迷惑をかけてばかりなのに、最後はいつも支えてくれる奥さん。

いっしょに世界一周に行けたのも、こうして松野町に移住できたのも、

発案者はいつも奥さんです。

ぼくがこんなに面白い結婚生活を送れたのは、間違いなく奥さんのおかげ。

ぼくひとりじゃ絶対にこの10年をこんなに楽しく過ごすことは出来なかったでしょう。

いつもありがとう。

もっとたくさん美味しいものをいっしょに食べて、たくさん旅行に行きましょう。

ひーくんといっしょに三人で。

11年目も、叱咤激励、どうぞよろしくお願いします。

 


 

ひーくん、1歳になる!の巻

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉第1回 世界一周の旅

 


 

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