やっと!獲れました。今年のツガニ1パイ目。めっちゃ美味しかったです。
やっと獲れたツガニ!
今年はとにかく「漁がない」わたくしですが、昨夜やっと!ツガニが獲れました。
たったの1匹ですが。
昨年、近所の名人の方にご教授頂いて生まれて初めて天然うなぎ漁に挑戦。
完全に初心者だったにも関わらずそこそこの量が獲れまして(ご近所さんに配れるぐらい)とても楽しかったのですが、今年は忙しくてほとんど行けず…。
なので当然なのですが、それにしてもひどい有様で、天然うなぎは全く獲れませんでした。
なのでせめてツガニはがんばろう!と思いつつも、9月下旬までは結局仕事で一度も仕掛けられず、ようやく先日から少しずつ仕掛けに行けても、昨夜までボウズ続きでした。
という中で、ようやく獲れた今年初のツガニ!1匹だけですが嬉しさもひとしおです。
この写真は、去年仕掛けたカニカゴです。2匹獲れているのがわかります。
こういう黒くて四角い「カニカゴ」にエサをつけて川に沈めてツガニを獲ります。
ツガニに関しては、誰にも教わらず独自にチャレンジしたので、エサのつけかたでさえ、何度か失敗しないとコツがつかめませんでした。
春~初夏は天然うなぎ、晩夏~秋にかけてはツガニ、というのが、わが家から徒歩1分の広見川の漁期です(それ以外の時期でもがんばれば12月まで獲れるそうです)。
去年同様、このカニカゴを川に沈めてがんばっています。
でも今年は昨年の三分の一も川に行けませんでした。
だから仕方ないよな~と思いつつ、でも諦めずに仕掛け続けてよかった。
たった1匹でも獲れるとめちゃくちゃ嬉しいものです。
ツガニ(モクズガニ)は、松野町だけでなく、割と全国的にいる川ガニです。
モクズガニというほうが通じる地域も多いと思います。
先日このブログで紹介した「松野ふる里かにぞうすい」で食されているカニがツガニです。
松野町では、甘じょっぱく煮て食べるのがスタンダード。
味はまさに「上海蟹」そのまんま。
びっくりするほど美味しいです。
今回獲れたのはオスです。オスメスの見分け方は、腹を見れば一目瞭然。
「フンドシ」というおなかの白い甲羅の部分が、オスは写真のように細いですが、メスは大きく1枚です。一般的にはメスのほうがタマゴがついてる場合もあるし、美味しいといわれています。
でも、昨夜獲れたツガニは、オスだけど、超美味でした。超満足。
ツガニ大好きな奥さんは「足りない」と言っていましたが。
我が家は松野風の味付けはせず、より素材の味がわかるように茹でただけです。
これで十分美味しいです。
もう9月も終わりですが、
10月いっぱいぐらいはツガニも獲れるのでもう少しがんばってみたいと思います!