松野町の「おかあさんレストランバイキング」です!
松野町に移住した直後から、うちの奥さんがこのバイキングに参加させてもらったご縁で、ロゴやチラシなどのデザインを担当させて頂きました。
松野町のおかあさんレストランバイキング
松野町の道の駅虹の森公園まつのの「レストラン遊鶴羽」で、毎月第2・第4火曜日に開催される「おかあさんレストランバイキング」。
その名の通り、松野町の農家のおかあさんたちが集まって手作りする、本物の郷土料理バイキングです。
この「おかあさんレストランバイキング」のロゴデザインを手掛けたのは、2013年のことでした。
メルカドデザインが、松野町役場からいろいろお仕事を貰うようになるのは、移住2年後の2014年からなので、最初期のデザインになります。
ロゴの周囲にちりばめた野菜や果物は、松野町の特産品のつもりだったのですが、移住して間もなかったせいで、今見るとちょっと「?」なセレクトになっていますね。
このロゴをデザインして、一番最初に作ったのは、実はこの店頭看板と垂れ幕でした。
会場レストランの外に、おかあさんレストランが開催されていることを掲示するサインが何もなかったので制作。この看板、実はうちの奥さんによる手描きレタリングです。
その後、役場の手配で新聞折り込みチラシを作ることに。
こちらが、そのチラシ。チラシを見た奥さま方が、冷蔵庫に貼ったりするイメージで裏面はカレンダーにしました。このカレンダーは現在でも継続していて、半年ごとに更新し、会場で配布されています。
もうひとつ、こんなものもデザインしました。
名刺サイズのポイントカード。ご覧のとおり、10回利用すると1回無料になります。
このポイントカード、意外と利用されていて、毎月何人もの方がスタンプを10個ためて無料でお食事されているのだとか。想像以上にリピーターのお客さんが多いみたいです。
松野町のパンフレット「まつの日和①」での特集も記憶に新しい「おかあさんレストランバイキング」。以下の写真は、そのまつの日和取材時に撮影したものです。
バイキングに出される料理は、おかあさん達が前日から仕込みます。
野菜は基本的に、メンバーのおかあさん達が、自分ち(農家)で作ったものを持ち寄ります。
お米ももちろん松野産。
その他にも「まつのジビエ」の松野町産鹿肉に、宇和島のじゃこ天やかまぼこなど、そのほとんどが地元の食材です。
南予のおもてなし料理の代表格、ばら寿司です。
松野町では、催しや宴会などにこのばら寿司が必ずといっていいほど出てきます。
当然、このばら寿司もおかあさん達の手作り。農家のばら寿司をご賞味下さい。
こちらは山菜の天ぷら。すべて旬のもの。
フキノトウ、よもぎ、ウド、雪の下、茶葉など。
珍しいところでは、カキの葉や、びわの葉なんかも美味しい天ぷらになって振る舞われます。これらも全て、おかあさん達が自分で採ってきたものばかりです。
この2品は、バイキングに行かれたらぜひ食べてほしい逸品。
左の写真は「梅の甘煮」です。
松野町産の梅を漬けた梅干しを、じっくりことこと甘煮にしたもの。デパ地下に並んでいても遜色ない、非常に上品なお味です。
右の写真は「自家製雷漬け」。
かごもり市場でも売られている、雷漬け。近年存続の危機を迎えるも、別の生産グループが引継ぎなんとか継続している松野町の特産品です。実は、この左の写真の雷漬けは、オリジナル版を生産していた地域の農家の自家製です。いわば稀少なオリジナル版雷漬け。季節限定ではありますが、運良く見つけたらぜひご賞味下さい。
こちらもオススメの2品。左の写真は、松野町産鹿肉の佃煮。とっても好評な最近のヒット作。
右の写真は、茶目っ娘鶏(ちゃめっこどり)。実はお茶どころでもある、松野町産の茶葉で臭みをとった鶏肉料理。こちらも人気の定番メニューです。
バイキング会場の風景です。
開場すぐに、並んで待っていたお客さんに席が埋まります。
新米の季節には、ごはんが新米なので、これもまたオススメポイントです。
上記では紹介出来ていませんが、メニューは他にも、旬の野菜を使った料理やサラダ、揚げ物に、食後のデザートなど約20品が並びます。ちなみに、飲み放題のお茶も松野町産。
取材の時に、ぼくが食べたバイキング。
とにかくなんといっても、松野町産のお米には、松野町産の野菜、松野町産の漬物、松野町産のお茶が合うな~!ということを実感できるバイキングです。
本物の農家のおかあさんが作る、本物の松野町の農家の味、家庭の味です。ぜひ一度ご賞味下さい。
◎ おかあさんレストランバイキング
開催日 / 毎月第2・第4火曜日開催 11:00~14:00
開場 / 松野町道の駅虹の森公園 レストラン遊鶴羽
料金 / 大人950円 小学生以下500円 幼児300円
※開催日が祝日、道の駅繁忙期にはお休みになる場合があります。
みなさまのご来場をお待ちしております!