1歳児を成長させる旅!移住先の愛媛から夫婦それぞれの実家に帰省してきました~!田舎から都会への逆帰省旅。ひーくんには、刺激がいっぱいの旅でした!
1歳半のひーくんと行く都会への帰省旅
都会といっても、今回は千葉・伊豆への帰省旅。東京はスルー。
予定では伊豆だけの予定が、諸事情から、千葉のばーば(松戸)、伊豆のばーば、千葉のじーじ(大原)と、3軒の実家を6日間でまわるという、ちょっとハードなスケジュールに!
とはいえ、ひーくんにとってはかなり刺激的な旅に!
1歳半(正確には1歳5カ月)になり、いろいろなことがわかるようになってきたひーくん。旅の間、ずーっとテンションMAXで大変でしたwが、この旅で急激に成長したと思います。
旅は、1歳児を成長させますね!
そんな、千葉・伊豆・そして千葉、の帰省旅をダイジェストでお届けします~!
愛媛から千葉(松戸)へ
まずは、愛媛から千葉へ。
松山空港からジェットスターで成田空港へ飛びます。
松山空港から飛行機に乗るときは、家から車で行き、空港近くのパーキングへ預けるのがいつものパターン。パーキングは、松山空港スカイパーキング(※HPの情報が古いことがあるので要お問い合わせ)を今回も事前に電話で予約済み。空港までの送迎無料。
いつもここを利用していますが、松山空港近くのパーキングでは、結局ここが一番安いみたいです。
ファミリアのジャケットで(ネットオークションで安く入手した昔のファミリア)おめかしして、松山空港の屋上デッキではしゃぐひーくん。
☆松山空港のことも今回別記事で書く予定でおります。
今回、往路の飛行機で、ひーくんが超ぐずって超大変!でしたw
離陸で動けないタイミングと、ひーくんが眠くてぐずるタイミングが重なっちゃったのです。
こちらは、成田に到着した後のひーくん。
泣きわめくので、抱きかかえて機内の最後部に避難したら、CAさんがあやすの手伝ってくれて、そのときもらったシールがぺたぺた服についたままのひーくん。寝起きです。
ちなみに、鼻のあたまは出発前日に転んですりむきました。
ジェットスターなので到着は第3ターミナル(LCC専用ターミナル)。
第2ターミナルまでシャトルバスでさくっと移動して、京成線へ。
いつも利用するのは、京成スカイライナーではなく、特急券なしで乗れるアクセス特急(羽田空港まで行く路線)。
まずは、奥さんの実家のある千葉県の松戸へ。
成田空港利用時には、松戸に実家があるのは何気に便利w 東京まで出るのは遠いし、混雑してるし、松戸(というか常盤平)だと助かります。
最近ようやく「電車を見る楽しみ」がわかるようになってきたひーくん。松野町でもさんぽがてら予土線を見に行きますが、都会の電車で、しかもちゃんと電車に乗って(さんぽで見る予土線には乗らないので)車窓の風景に「しゅんごい!」(最近言えるようになった「すごい」)と釘付けです。
いいね~!これだけでも松野町ではできない体験w
松戸で、ひぃばーばと回転寿司
松戸の実家は(正確には常盤平なのですがわかりにくいので松戸で)奥さんのお義母さんのお宅。ひーくんにとっては、ばーばの家です。ちなみにお義父さんは、千葉の大原で犬のぷーこと2人暮らし。今回は旅の後半で大原の家にも行きます。
松戸の家にはひーくんも、もう何度も泊まっています。
松戸の家の近所には、奥さんのおばあちゃん、ひーくんにとってのひぃばーばも住んでいらっしゃいます。
松戸の家に行くときは、ばーばと、ひぃばーばと、ひぃじーじのみんなで、近くの銚子丸(回転すし)へ行くのが定番。
「おい、ちっ!」とご機嫌なひーくん。
そしてこの銚子丸での食事会で、ひーくんの食事スタイルが劇的に成長!してびっくり!
いつも、外食での方が家よりよく食べる傾向にあったのですが、今回はかーちゃんがそこまで手伝わずとも上手にぱくぱく。 終始ぐずりもせず、ちゃんと赤ちゃん椅子に座って(どこかに行こうとせず)、食欲も旺盛で、かーちゃんが取り分けてくれた皿から自分でスプーンを使って、ひとりでぱくぱく食事ができました。すごい!ひーくんすごいよ~!
最近言えるようになった言葉その②「おい…ちっ!」(おいしい)を言うたびに、大人たちが喜ぶのでひーくんもご機嫌。とーちゃんかーちゃん以外の人とも一緒に食事したのがよかったのかな~。
このときだけでなく、この旅の間ずっと、ひーくんはいつもの家での食事よりかなりいいこでした。
※ちなみに、旅から戻った今夜の夕食でもそれが持続!してました。すごい成長!
とーちゃんが好きな、銚子丸の食後のエスプレッソゼリー。
それにしても銚子丸、最近毎回行くたびにメニューが減ったり、変わったり、ちょっと不安定。好きな回転すし店なので、がんばってほしいな~と思います。
千葉から伊豆へ
初日は松戸の実家に泊まって、翌日から伊豆へ。
常盤平から東京駅へ向かったのですが、松戸から常磐線が上野ではなく東京駅まで乗り入れるようになっていてラッキー!ベビーカー押しながら山手線乗らずに済む!というのはかなり助かります。
それにしても、ほんと、都会はベビーカー押して電車で移動するだけでもストレスですね。ひーくんがぐずると、まわりに気をつかって超大変。子どもの心配より、周囲の人の目を気にしなくちゃいけないという…。やっぱしわが家は、満員電車で移動しなくて住む田舎暮らしの方がいいみたいです。
それはさておき、今回なんと!ひーくん初新幹線です!
寝てますがw 「こだま」とツーショット。
東京駅から新幹線で熱海へ。
熱海から伊東経由で、伊豆の家のある城ケ崎海岸駅へ。
いつもは、伊東で伊豆急に乗り換えですが、今回は熱海から下田行の観光列車に乗れたので乗り換えなし。これラクチンなパターンですね。
ただし、車窓はあいにくな空模様。今回は天気にはまったく恵まれませんでした。
伊豆の家
さて!伊豆に到着。
伊豆は、ぼくの母が現在住んでいる家です。ひーくんにとってのばーばの家。
ぼくは東京生まれで、実家も東京にありましたが、数年前に親父が亡くなってからは、母も東京のマンションは引き払って、今では伊豆の家に暮らしています。
伊豆の家は、父と母が週末リフレッシュのために通っていた家。
伊豆の方が、母にとっては、父との思い出が深いので、お墓も伊豆にあります。
今回はそのお墓参りのために伊豆へ来ました。
ちなみに、親父の生前、ぼくの父・母・妹で経営していた神保町の小さな出版社は、妹が親父の跡を継ぎ、母も継続して週の半分ぐらいは伊豆から東京へ通ってサポートしている、という状況。
なので正確には、ぼくの現在の実家は伊豆、ということになりますね。
説明がめんどくさいので、今でも「実家は東京」と言うことにしていますが笑
伊豆の家は、庭がいい感じで、デッキテラスもあって、晴れてたらひーくんが走り回るのに最適!なんです。なので雨だったのがかなり残念。
でもまあ、伊豆の家は屋内でも、わが家に比べたら格段にひろびろしているので、ひーくんは大喜びで走り回っていました。
広くていいね~!
伊豆の家は、なんとお風呂が温泉!という贅沢仕様。ひーくんも温泉に入りました。
この日の夕食は、ぼくらのリクエストで近くのガストへ。
ひーくんはお子様ランチ!とーちゃんはチーズ in ハンバーグ!です。
ふだんガストもあまり行かないので、これはこれでイベント。
ひーくんが初めて、これが欲しいいい~!びえ~!と泣き叫んでねだってきたお絵描きボード。ばーばが買ってくれましたw よかったね~!
孫と祖母の正しい関係、と言っていいのでしょうか。
うちは(特にかーちゃんは)そんなことされても買わないのでw
そして伊豆といえば金目鯛!
お刺身甘くてめっちゃおいしかったです!
宇和海の近くに住んでいるので、真鯛はふだんから食べれますが、金目鯛はあまり食べる機会もない魚。最高でした!
近所のスーパーで買った金目鯛のアラの煮つけ。ばーばの手料理です。
これもめっちゃおいしかった! 特に目のまわりの肉は最上級ですね。
ちなみに、うちのかーちゃんは魚の目玉が大好き。特に中心の白い球がおいしいのだとか。
他の人は食べないので、全部の目玉を1人で食べてました。
それから、この旅でひーくんがどこに行っても食べていたイチゴ。千葉でも伊豆でも出してもらえて、たくさん食べていました。
こちらは、うちがお土産で持参した、宇和島名物「じゃこ天」です。墓前・仏壇のお供え用も兼ねて、親父にも生前ときどきお土産で持って行っていた〈安岡蒲鉾〉のじゃこ天。
うちの好みは、安岡蒲鉾か黒田かまぼこ。じゃこ天はいつもその2軒で買っています。
初めてのお墓参り
そして翌日は、今回の帰省旅の目的のひとつであるお墓参りへ。
…と、その前に伊豆の家の近くのパン屋さんへ。
伊豆の家があるのは、城ケ崎海岸近くのいわゆる別荘地帯です。その中にあるパン屋「アンダンテ」さん。父と母がさんぽがてらよく立ち寄っていたパン屋さんです。
わが家のおススメは、上にくるみがのっている黒ゴマアンパン。
パンを買って、それから墓地へ向かいます。
お墓があるのは、伊東市の天城霊園。
山の上にあって、写真のようにひろびろした墓地なので、これまた雨が降っていなければひーくんが走りまわるのに最適だったんですけどね。
墓石は、父と母の故郷である、福島から取り寄せてもらった石。左下の石には、親父の会社であるぶどう社にちなんで、ぶどうの絵を掘ってもらっています。
生花は鹿が食べに来るそうで、まわりのお墓は造花が多いみたいですが、わが家は母が伊豆の家の庭から摘んできたお花です。
雨でしたが、落ち葉や汚れを掃除して、お水も新しくします。パンやコーヒーなど、親父が好きだったものをお供えして、お墓参り。
ぼくは去年の納骨式に来てからの2回目。奥さんとひーくんは初めてのお墓参りです。
それよりなにより、ひーくんは親父が亡くなってから誕生したので、初顔合わせです。
ようやく会わせることができました。
来れてよかった。
というわけで、無事お墓参りもできました。
城ケ崎海岸駅から城ヶ崎海岸へとつづく桜並木。伊豆の家のある住宅地を通り抜ける道です。毎年ものすごい人出になるそうですが、まだ3分咲きぐらいでした。それでもすごいですね!これはたしかに満開になったらものすごい桜並木になりそうです。
ひーくんは、疲れて寝てしまいましたが、ぼくらは城ヶ崎海岸のつり橋近くの蕎麦屋さん「おそば膳」でお昼ごはん。ここも父と母がよく通っていたお店。
食前の蕎麦味噌焼きも、お蕎麦も、すごくおいしくて疲れがとれました。
久しぶりにおいしいお蕎麦を食べられて、奥さんも大満足なお昼ごはん!でした。
伊豆から千葉(松戸)へ
あわただしいですが、伊豆は1泊のみです。お蕎麦を食べて、少し休憩して、午後遅めの電車でもう松戸へ。その次の日には、もうひとつの目的地、大原へ向かいます。
城ケ崎海岸駅のホームには、なんと足湯があります!
帰りも新幹線。始発じゃないので座れるか心配でしたが、意外と座れてひと安心。
東京駅から常磐線で松戸へ。東京で電車に乗ると、どうしても通勤していた時の記憶がよみがえります。ほんと、東京時代は消耗していたな~。移住してフリーランスになって、電車で通勤しなくてよくなってほんとによかった。
さて、松戸で1泊して、次は大原です。
松戸から大原へ
最後は、じーじとぷーこに会いに大原へ。
大原へは、ひぃじーじの車を借りて、車で行きます。
運転はぼく。
途中、マックで休憩。
松戸から大原まで、往路は下道で行きました。寄り道しながらだったので約5時間。
じーじの家があるのは、千葉県いすみ市大原。
少し手前のスーパーで、夕食を買い込み。
そしてようやく大原の家へ。
ひーくんとじーじが会うのも、生後2か月頃に会ったきり!これで2度目です。
ひさしぶり~!
そして!今回の旅のもうひとつの目的、ぷーことの再会を果たしました。
ひーくんとぷーこは初対面!
ぷーこは、ぼくと奥さんが昔飼っていた犬です。ごらんのとおり雑種犬。
東京時代をともに過ごした家族ですが、ぼくと奥さんが二人で世界一周の旅をした際に、お義父さんにぷーこを預かってもらいました。
最初は手こずっていたお義父さんでしたが、だんだん慣れて、ぼくらが帰国する頃には、ぷーこは独り暮らしのお義父さんにとってかけがえのないパートナーになっていました。
以来、ぷーこは大原の家でのびのびと暮らす日々。
そんなぷーこも(およそ)13歳の高齢犬。最近になって病気にもかかってしまい、今のうちにぼくらも会っておかないと後悔する状況に。
という事情で、今回みんなでぷーこにも会いに来た!というわけです。
老犬ぷーこの、瞑想のような日向ぼっこ。
歳とって、病気で少し痩せたぷーこは、それでもやっぱり相変わらずぷーこで、正直ほっとしました。会いに来てよかった!
細面で上目づかい、大きな耳が横に広いぷーこは、まるでムーミンに出てくるスニフのよう。
かわいいね~!
お義父さんからは「あまり食べない」と聞いていたので、奥さんがぷーこへのお土産として、松野町の鹿肉を食べやすく調理したものを持参。
低カロリー高タンパクな鹿肉は、実際ペットフードとしても注目されています。
奥さんが鹿肉をあげると、ぷーこはぺろり!と完食!
すごいすごい!よかった~!
お義父さんもぷーこに食べさせられるように、何食分か持ってきました。
いっぱい食べて、元気になれよ~!
ぼくらはぼくらで、みんなで夕食。さっきスーパーで買ったお寿司です。
シャリがでかくておなかいっぱいに。
ひーくんは、初めてのプチダノンに「おい、ちっ!」
そしてデザートはこちら。
スーパーに入ってた不二家のケーキ。
ぷーこに会いに来たんですけど、なぜかプレートは「ひーくんおたんじょうびおめでとう」w
不二家のケーキって、久しぶりに食べたけど、めっちゃおいしいですね!
子どもの頃もおいしいと思ったケーキが、これだけ世の中においしいスイーツが溢れるようになった今食べてもおいしいってすごいな~。
奥さん撮影「親子」。
というわけで、この旅の目的はすべて果たせました!
ひーくんの旅
お墓参りもできて、ぷーこにも会えて、帰省の目的は果たせましたが、ぼくらにとって一番驚きだったのは、ひーくんの成長でした。
食事スタイルが一気に変化したり、「おい、ちっ!」「しゅんごい!」などのおぼえたての言葉を連呼してマスターしたり。
じーじやばーば、いつものとーちゃんかーちゃん以外の人たちと一緒に過ごすことで、いろいろ目覚めることもあったと思います。
また、エレベーターのボタンを押したがったり、エスカレーターに何度も乗りたがったり、たくさん人がいる駅や電車、人込みや騒音を体験することでも、いろいろな刺激を得られたと思います。
ぼくらは、子育て環境としては、松野町のような〈田舎〉が最適だと思っています。自然が近く、近所のじーちゃんばーちゃんが優しく、子どもが泣いても東京のように隣の家を気にすることなく、のびのびと過ごさせることができる〈田舎〉の暮らし。子どもにとってもストレスのない環境だと思います。
とはいえ、年に1~2回は、今回のような体験をすることも、適度な刺激として、ひーくんにとっては良いことだと思います。
田舎に暮らして、都会を知らずに過ごし、無用なコンプレックスを抱くよりも、田舎で元気いっぱい走り回りながら、小さいころから都会にも触れて過ごす。それがある意味、理想的かもな~と思っています。
Think Global, Act Local.
ぼくが好きな言葉(のひとつ)ですが、広い視野を持ち、自由に生きるには、田舎も都会も、どちらも体験してしかるべきかと思います。
もちろん海外も。
そんなわけで、ひーくんともっとたくさん旅をしたいな~と思います。
今のうちかも?ですしね。
以上、ひーくんとの帰省旅でした!
〈おすすめの記事はこちら!〉
◎ わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉第1回 世界一周の旅