初めて内子町を訪れ「これはすごい!」と感動すると同時にこう思いました。「まるでホイアンみたいだ!」 情緒あふれる黄色い壁の町並みといえば思い出す、ベトナムの世界遺産の町「ホイアン」と「内子の町並み」。今回あえて並べてみます!
内子町はまるで日本のホイアン
ホイアンをご存じでしょうか?
南北に細長いベトナムの真ん中あたりにある世界遺産の町です。
ぼくらは、世界一周の旅をしたときにホイアンも訪れました。
19世紀まで港町として繁栄し、当時の古い町並みが残る「古都ホイアン」。
実は日本とも縁が深い町で、朱印船時代の江戸幕府と交易があり、
なんと日本人街までありました。
そんな、ホイアン。
内子町を初めて訪れ、内子の古い町並みと、その保存状態の素晴らしさに「こ、これはすごい!」と感動すると同時に、ぼくは「まるでホイアンみたいだ」と思ったのです。
一方は港町で、もう一方はどちらかといえば山の中にある町です。
そっくり同じというわけではなく、
あくまで両方を訪れたことのある「ぼく」の個人的な印象。
ですが!あえて今回は、この2つの町の写真を、一緒に並べてみます!
(やってみたかったんです)
愛媛が誇る内子の町並み
まずは、内子の町並み!をだーっと並べてみます。ご覧ください。
※今回の内子町の写真は、前回の大晦日の写真と、1年半前の写真の混合です。
素晴らしい景観。随所に見られる骨太な意匠。
ここもすごい!です。
内子の正月飾りは、このタイプが多いみたいでした。
こちらは御宿。内子の町並みには、宿泊可能な古い町家も何軒かあります。
あいにくの曇り空と、ぼくの拙い写真では、内子の町並みの素晴らしさがほんの少ししか伝わらなくて恐縮ですが。実際の内子町はこの何倍も素晴らしい!です。
ぜひ一度足を運んでみてください。超おすすめ!
世界遺産の古い港町ホイアン
そして!世界遺産の町、ベトナムのホイアンです。
※写真は2010年当時のもの。
どうですか?なんとなく似てません?
中国人街を中心としたホイアンの町並み。
町全体に、こういう黄色い壁の家々が軒を連ねます。
ホイアンでも、道に面した商店あり、玄関を入ると奥行きの深い町家ありと、
家々の構造もどことなく内子と似ているような…。
ホイアンの観光名所のひとつ。その名も「日本橋」です。
日本人が作ったといわれている橋です。
屋根のある橋の中には、お稲荷さん、かと思いきやこれは戌。
反対側には申がいます。申年に建築が始まり、戌年に終わったという由来とか。
ホイアン観光の極めつけはこちら!
河口の水面に映る、ホイアンの夜景。まるでゴッホの絵のようでした。
というわけで、内子とホイアン、並べてご覧頂きましたがいかがでしたでしょうか?
内子の町並みが、世界遺産に劣らないクオリティを有していることが、少しでも伝わればいいな~と思って書いた今回の記事。こういう機会に、少しでも知って頂けたら幸いです。
今回の記事は、あくまでぼくの個人的見解ですが、世界一周でホイアンに行って、後に内子町を訪れたぼくにとって、内子町は日本のホイアンといえるのではないか、と思います。
いずれにしても(規模は違えど)内子の町並みは、世界遺産に決して劣らない素晴らしい魅力があるのは間違いありません。そしてまた、もし突然、内子町が世界遺産に認定されたとしても対応可能な保存状態と、町の方々の高い意識が、内子町には確かにあります。
内子町については、まだまだ書きたいことだらけですので、このブログでもまた何かしらご紹介させていただくと思います。
〈日本のホイアン、内子町〉
愛媛を訪れる際には、ぜひ内子の素晴らしい町並みへ、足をお運びくださいませ~!