愛媛県内子町×メルカドデザインのコラボレーション!前回ご紹介できなかった5種を一挙まとめてご紹介~!愛媛に残る四国随一の町並みをご覧ください。
内子町とメルカドデザインのコラボが実現!
前回のつづき!です ↓↓↓前回の記事。
情緒溢れる内子の町並みを飾る内子町並みコレクションサイン。
そのデザインを、なんとメルカドデザインで担当させていただきました!
(詳細は前回の記事を参照ください)
しかも前回の記事は、このブログ始まって以来のPV数を獲得!するという。
いやもうびっくり。
やっぱすごいです!
内子町の潜在的な人気の高さを改めて思い知らされ、すごいなぁ~とただただ感心するばかり。
そんな内子町の記事を、再び書かせて頂けて光栄です。
今回は、前回ご紹介できなかった残り5種をまとめてお届けします!
何度か通って、やっと全部撮影できました。
商いと暮らし博物館
前回のつづきということで5箇所目!
ビジターセンターにも近い、商いと暮らし博物館です。
なんともレトロでユニークな趣のある人形がお客様を出迎える、商いと暮らし博物館。
ここでもかなり目立つポジションにサインを設置していただきました!
この商いと暮らし博物館の建物は、明治から昭和にかけて実際に「薬屋さん」だった建物。
建物の中にも入場可能で(有料)館内には大正時代頃の日用品や家具が展示され、当時の人々の暮らしぶりが感じられるようになっています。
さらにそこには、この店先でお出迎えをしているような人形たちがそこかしこに展示されかなりユニーク。しかもこの人形たち、喋ります。
ゆるくてレトロなミュージアムが好きな方にはたまらない博物館ですが、大正時代の薬瓶や食器、家具や日用品がたくさん展示されているので、アンティークや雑貨が好きな女子にもおすすめできると思います。
ビジターセンターから徒歩3分ぐらいで行けるのでアクセスも簡単です!
文化交流ヴィラ高橋邸
6か所目、文化交流ヴィラ高橋邸です。
日本のビール王、高橋龍太郎の生家です。
アサヒビール、サッポロビールの前身である大日本麦酒の創設者であり、日本にビール文化を広めた張本人で、更には吉田茂内閣の通産大臣まで務めたという凄い方。
「止談風月無用者可入」(ただ風月を談じるなら、用事がなくても屋敷に入りなさい)という墨書の看板が玄関に掲げられている離れには、一棟貸しで宿泊も可能。
そんな高橋邸のサインは、門に向かって左脇の梅の木の下、
高橋龍太郎翁のレリーフのそばに設置していただきました。
町並みから少し外れた場所にあるこの施設。
ぜひサインを探しに立ち寄ってみてください!
町家資料館
つづいて7箇所目。
ここ、実は3回通ってやっと撮影できた! 町家資料館です。
大戸や蔀戸など、内子の町家の生活様式が見られる資料館。
かなり情緒のある施設なので、資料館というより、古民家にちょっと上がらせてもらうような気分が楽しめます。
そして、3回目にしてやっと撮影できた!この資料館。
打ち合わせなどで内子町に伺った際に少しずつ撮影したのですが、閉館時間が16:30というのに意外と苦戦!いつもぎりぎり間に合わず…!なかなか撮影できませんでした。
でもやっと撮影できてよかった!
ちなみに、この町家資料館と先に紹介した商いと暮らし博物館のサインのみ、他のステンレス製のサインと異なりパネルタイプになっています。
大戸・蔀戸(おおど・しとみど)
そして8箇所目。
こちらは内子の町家の造りの一部である大戸・蔀戸、その解説です。
設置されているのは、町並駐車場にほど近い、町並み保存センターです。
このサインは、蝋垣と同じく、特定の施設ではありません。
内子の町並みの中にみられる家の造りに関するサインになります。
大戸は、入口の板戸をそのまま天井に跳ね上げて開放する造り。
蔀戸は、雨戸のような板戸ですが、上下2枚に分かれていて、①上にすりあげ、②さらに外側へはねあげる、という2段階で開放する造り。
どちらも、道幅の狭さを有効活用するため、家の前面を解放できるようにした工夫なのだそうです。
ただこれって、ことばで説明されても「?」とわかりにくいですよね。特に蔀戸は。
ぼくも最初よくわからず、写真資料などで説明してもらってようやく「ああなるほど!」と理解できた感じでしたので、逆にその経験から、このサインのイラストは、その2段階のシステムを説明する感じにしてみました。
これ、意外とよかったみたいで、町並みガイドをする際などに、このイラストを見せるだけでわかってもらえうようになった と、ビジターセンターの方に喜んでいただけました。
旧内子駅跡地
そしてラスト!9箇所目は、旧内子駅跡地です。
なかなかマニアック!だと思います。
場所は、内子自治センターという建物付近。
☆ 内子自治センター:愛媛県喜多郡内子町内子3427(南京ハゼ通り沿い)
内子自治センターに向かって左、建物の左側面の生垣付近にあります。
かつて存在した、内子線(大洲~内子)の旧駅があった跡地にサインを設置していただきました。
現在の内子駅とは違う場所です(ちなみに内子駅にはこの旧内子駅の駅名票が展示されています)。
完全に鉄っちゃん向けのサイン!?に思えますが、当時の駅舎のイラストを見て懐かしんでいただける町内の方もいらっしゃるそうで、資料を探してイラストに起こして正解でした。
内子駅からも徒歩で行けるので、新たな鉄道スポットになると面白いですね。
というわけで、ようやく全種ご紹介できました~!
最後にまた内子の町並みスナップを少しだけ。
こちらは資料館などではないお宅ですが、大戸と蔀戸がわかりやすいです。
愛媛県内のTVでも頻繁に紹介される竹工房。こちらも蔀戸。
これも内子の風景。
内子の町並みのすごさとは、
ここでみなさんふつうに生活をされていて、
日常の中にこの町並みが保存されているということではないでしょうか。
たくさんの観光客が訪れる観光地でありながらも、
日々の暮らしが息づく町並みというところがとても魅力的です。
こちらは下芳賀邸。情緒ある内子の邸宅の中で食事ができます。
商いと暮らし博物館の並びにあるお店。
それでは最後にもう一度、デザイン全種をずらっと。
このサインに登場したキツネくん、再登場させられるような仕事できたらいいな~。
そして、ほんとうにありがたいことに、内子町×メルカドデザインのお仕事はつづきます!
次なる段階も、そのうちレポ出来ると思いますのでお楽しみに~!
◎ まるで日本のホイアン!ベトナムの世界遺産と内子の町並みの共通点