秋祭り前夜。今宵、松野町吉野部落の蔵王神社では「宵宮祭」の神事が執り行われました。
秋祭りの前夜祭「宵宮祭」
「まつの日和②/2016秋冬号」でも特集した「松野町の秋祭り」。
ぼくの住む吉野部落は特に「五ツ鹿踊り」が町内で唯一続いていたり、他所の集落では規模が縮小傾向にある、お練りと呼ばれる「武者行列」がしっかり執り行われたりしています。
明日がその秋祭り当日なのですが、その前夜、吉野の蔵王神社にて「宵宮祭」という神事が行われるというので、見学&撮影に行ってきました。
ぼくが神社に到着したときには、もう始まっていました。
こちらは、地元の女子中学生による「浦安の舞」の奉納。
先日の「もうすぐ秋祭り。」の記事で練習風景を紹介した、あの子たちが舞を舞っていました。
つづいて「五ツ鹿踊り」。
昨年の秋祭り当日は、境内の前で踊っていましたが、
今夜は雨だったからか、境内の中で踊っていました。
いつもお世話になっている役場職員さんの息子さんが、今年は踊り子の1人だそうで、
お母さんが見守っています。
今年の鹿の子全員集合。みんな吉野の中学生男子です。
最後に獅子舞。獅子舞も、五ツ鹿同様ストーリーのある舞い。
獅子舞の中には2人入っていて、最後に肩車で立ち上がったり、ちょっとだけアクロバティックです。
ぜんぶでだいたい40分ぐらいの神事。明日の昼間も同じ神事が執り行われます。
今日は、あいにくの天気で、本当ならば五ツ鹿の踊り子くんたちが、吉野の家々をまわって、各家の前で五ツ鹿踊りを踊るならわしなのですが、残念ながら今日は中止。
雨がやめば、明日(秋祭り当日)の朝からまわるそうです。
そして実は、今年はぼくも武者行列に参列します。
ほんとは去年「役」を頂いていたのですが、無理をいって撮影にまわらせて貰いました。
(その成果が「まつの日和②」になりました)
なので、今年はちゃんと「役」についてきます。
「おながい」という役。
たぶん、長い槍を持つのだと思います。
明日につづく!