内子町寺村に引っ越して約1カ月。まだリノベーションが終わってなかったり、片付けが終わってなかったりしますが、今回の愛媛県内でのわが家の引っ越しをまとめてみました。





 

引っ越しを考え始めたのは…?

さかのぼって振り返ってみると、

ぼくらが引っ越しを考え始めた一番最初は、

出産&ひーくん誕生(2015年)だったかもしれません。

 

東京から愛媛県松野町に移住して、ぼくらが暮らしていたのは、家賃1万円の民家でした。

↓↓↓家賃1万円だった松野町の家はこちら。

わが家の家賃は1万円!

移住直後から自力でリノベーションして、なんとか住めるようになった家です。

それでも、夫婦2人で暮らすには問題ありませんでした。

2012年当時の写真。移住して2か月はリノベーション作業がつづきました。

でもさすがに、ひーくんが産まれると事情が違ってきます。

子どもを育て、子どもが大きくなっていくことを考えると、

いずれ無理が来るだろうな~」と思っていました。

 ひーくん、くっくをはいて松野町を歩く!の巻

 

実はこの頃、松野町内で家探しもしたのです。

でも、内見できる物件に辿り着くことなく、

育児に追われ、結局その後も2年半この家に暮らし続けました。

 

ところが、2017年になって状況が変わります。

メルカドデザインの仕事事情に変化が出て来て、だんだん松野町から内子町でのお仕事が増えて行きました。そして、ついに松野町の家で雨漏りが…!

他にもいくつかの理由が重なって「やっぱり引っ越し考えようか?」という話しがわが家の中で本格的に動き出しました。

 


 

新しい家探し。

2017年になって本格的に始めた家探しは、松野町外でのものでした。

で、どこで探してみる?となるわけですが、

仕事の都合も考えると、やはりまずは内子町。

「内子町で空家探し」となると、相談すべきはこの方。

古民家ゲストハウス&バー内子晴れの山内 大ちゃんです。

★ 内子町|古民家ゲストハウス内子晴れ

実際に、町並みの家を紹介して頂いたりもして大変お世話になりました!

大ちゃん、岡本さんありがとうございました~!

そんな感じで、内子町での本格的な家探しが始まります。

 


 

今回の家探しで、最終的に決めた家に出会うまでに内見した家は全部で6軒。

内子町で4軒、大洲で2軒。

もんのすご~く素敵でかわいい、

そのまま映画のロケに使えそうな古民家も見れたりして、

なかなかに貴重な体験でした。

 

とても魅力的な物件もあったのですが、

最終的にぼくらが決めた家は、情緒溢れる町並みではなく、

やはり里山でした。

 

愛媛県内子町寺村という住所です。

小田エリアと言えばピンと来る愛媛の方も多いと思います。

道の駅からりから、車で約20分ほど山の中へ入ると小田エリア。寺村は小田のすぐ隣の部落です。

でも実は、小田エリアは、

当初は「引っ越し先としては検討していなかったエリア」だったのでした

なぜならちょっと遠いから。

 


 

〈内子町、大洲の空家バンク情報〉

大洲市空家バンク

内子町もそうですが、大洲の町並みエリアにも、都会では考えられないような価格で、実際に購入出来てしまう素敵な古民家が何軒もありました。探している方おススメです。

内子町空家バンク

※内子町でお探しの場合は、内子町総務課にお問い合わせ頂くと良いです。

 


 

最初は候補地ではなかった小田エリア。

内子町で家探しを進めていくと、

やがて、内子町役場総務課の方に相談させて頂くことになります。

※内子町では移住関係は総務課が担当されています。

前述したこちらの空家バンク。

内子町空家バンク「うちこ屋バンク」

ここに紹介されている以外に物件があるかどうか、

総務課に電話で問い合わせてみました。

すると(この時だけ偶然も知れませんが)他にもあるとのお返事。

で、とりあえずその物件を内見させて頂くことになりました。

その時の物件こそが、小田の物件だったのです。

この時は、2軒を内見させて頂きました。

そしてその内の1軒が、造りが新しく、キッチンも広く、水回りも問題なく、大きな納屋がついていて、しかも広い!というなかなかの好条件だったのです。

今までが古い家だったので、キレイな家というだけでかなりの好印象!でした。

そして実際、小田まで来て家を内見してみると、

「この地域は、ぼくらに合っているのではないか?(ちょっと遠いけど)

と思ったのです。

 

というわけで、これをきっかけとして、

小田エリアが引っ越先候補に急浮上

 

そして、実は最初は、

この時内見したうちの1軒に決める!つもりでした。

 

造りが綺麗で、大きな納屋のある家です。

1週間考えて、心を決めて電話をしたのです。

ところが!残念ですが…」というお返事。

なんと他の方に決まってしまった!のでした。

が~ん!この時は夫婦ともどもかなりのショック泣

 

なぜなら、この時ぼくらの気持ちはすでに、

小田に引っ越すつもりになっていたからでした。

 


 

そもそも、小田エリアに対するぼくらの印象は最初からとても良かったのです。

↓↓↓ 初めて小田を訪れたのは2017年の夏。引っ越しは念頭になかった時です。

 小田燈籠まつりに行ってみた!|内子町〈愛媛の祭り〉

 

もし、小田エリアに引っ越したら…、

松山まで1時間という好立地。

内子町民になるので仕事的にかなり好都合

内子町なのに里山に暮らせる

というメリットも見えてきました。

 


 

やっと決めた心を諦めきれず、

今度は自力で、小田エリアでの家探しをしてみました。

 

ネットを検索するうちに辿り着いたのがこちら。

えひめ空家情報バンク

県の空家バンクです。

 

さて、小田エリアの「決まってしまった物件」の住所は寺村でした。

県の空家バンクを探すうちに、小田エリアのしかも寺村の物件を見つけます。

スペック的な条件もOKです。連絡先は不動産屋さんでした。

今度は先を越されまい!と、すぐに電話。

内見の約束を取り付けました。





 

そして寺村へ。

こうして、ようやく辿り着いた寺村の家がこちら!

車(白いサクシード)が停まっている家がそうです。

今回の家は2階建て。

玄関を入るとやたらと広い土間!

ずっと以前は、お店をやっていた家なのだそうです。

最初に内見させて頂いた時はまだ、家の中に、

膨大な荷物が残っていたのですが、明け渡しの際には全て撤去して頂けました。

※最初の2枚の写真は撤去後の状態です。

中を見せてもらってすぐに「いいかも!」と思ったこの家。

ここに辿り着くまでの経緯もあったので、基本的にはその場で仮決定。

最終的には「ほんとに良いかどうか」家族で数日考えて、本決まりの返事をしました。

広い広い!と、走り回るひーくん。

2階のベランダ。

というわけで、ようやく寺村に引っ越し先が決定!しました。

やれやれひと安心、ではあるものの、今回の家も、

壁や水回りなどは要リノベーション!

 

次回は、その辺りのことをお届けします~!

 

以上、わが家の引っ越し「寺村引越顛末記/前編」でした。

 

つづく

 


 

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