内子町といえば、歴史情緒溢れる町並みのイメージが強いですがそれだけではありません。町並みから少し足を伸ばせば「日本の原風景」とも言える美しい里山の風景に出会えます。そのひとつが石畳地区です。今回は石畳地区の景勝地「弓削神社」に行って来ました。





 

 

内子町で出会える日本の原風景

内子町といえば、やはり美しい町並みが思い浮かびます。

 内子町|内子ねき歩き体験レポート|前編

 まるで日本のホイアン!ベトナムの世界遺産と内子の町並みの共通点

 内子町×メルカドデザイン!内子町並コレクション全9種

 

でも、内子町は町並みだけが見どころではありません。

町並みから少し足を伸ばせば美しい里山の風景に出会えるのです。

先日ブログにも書いた泉谷の棚田もそのひとつ。

内子町五十崎|泉谷の棚田に行ってみた!|日本の棚田百選

 

内子町の里山エリアの中でも、最も注目を集めるのが石畳地区

石畳の宿や、石畳清流園、石畳東のシダレザクラ、そば処石畳むらなど、石畳地区という小さなエリアの中に、内子町観光でも有数のスポットが点在している地区です。

内子町公式観光サイトより

最近OPENした石畳のパン屋さんは石畳のニューフェイスです。

 

そんな石畳地区の一番の見どころが、今回ご紹介する「弓削神社」です。

 


 

ドラマ坂の上の雲ロケ地「田丸橋」

石畳地区へのアクセスは、車かタクシーが便利です。

(バスなどの交通機関はありません)

町並みエリアから車で約35分

せっかくなのでもう1カ所足を伸ばすのに最適ですね。

ちなみにこんなプレミアムツアーもあります。

 石畳プレミアムツアー|内子町

 

石畳地区へはほぼ1本道。

途中には、こんな見どころも!

内子町に5つある屋根付き橋のひとつ「田丸橋」です。

この橋、実はNHKドラマ「坂の上の雲」のロケ地としても有名なスポット。

(どのシーンか思い浮かぶ方も多いと思います)

同じ四国の高知県では、四万十川に代表される「沈下橋」が有名ですが、

愛媛県といえば、この「屋根付き橋」なのです。

ドラマのロケ地としても採用されるぐらいですので「屋根付き橋を巡る旅」というのも、なかなか素敵だと思います。

「高知といえば沈下橋、愛媛といえば屋根付き橋。」

そういうアプローチもアリですよね。

この田丸橋までは車で約10分

石畳地区までは行けない時は、田丸橋がおすすめです。





 

石畳地区へ

田丸橋を過ぎて、石畳地区へ。

麓川に沿って、細いくねくねとした山道を登っていきます。

麓川のきれいな流れ。

周りの風景は、どんどん里山感が増していきます。

ずっと一本道です。

やがて、右手に内子町立石畳小学校が現れます。

ここまで来ればもう石畳地区!

なのですが、ここから道が更に細くなります。

ここまでは車で約20分。弓削神社へは更に15分ほど。

 


 

弓削神社へ

石畳小学校を少し先に進むと、石畳の宿方面弓削神社方面に道が分かれます。

ぼくらはここで弓削神社方面へ。更に山を登ります。

距離的にはさほどでもないのですが、道が細くてのろのろとしか進めません。

弓削神社の少し手前にあるのがこちら。

そば処 石畳むら」そば打ち体験も出来る、石畳のお蕎麦屋さん。

挽きたて・打ちたて・湯がきたてがモットーなのだとか。ぼくらはまだ食べたことないのですが、山形で修行されたというご主人の打つ蕎麦は美味しいと評判です。

蕎麦はもちろん、石畳産の蕎麦粉が使用されています。

この日はお休みでした。

ちなみに、この「そば処 石畳むら」のすぐ近くに東のシダレザクラがあります。

そば処 石畳むら(内子さんぽ)

 


 

屋根付き橋で渡る「弓削神社」

さあ、お待たせしました。

そば処 石畳むらからもう少し登ると、今回の目的地「弓削神社」に到着です。

見事な屋根付き橋。「太鼓橋」です。

太鼓橋を渡ったその奥にあるのが弓削神社。

池の奥の神社へ行くための橋として、屋根付き橋「太鼓橋」がかけられています。

ちなみに以前ブログで紹介した、スタジオジブリ美術班の内子合宿。

 内子のジブリ美術展

男鹿和夫美術監督が見惚れてしまった風景というのは、この太鼓橋です。

 


 

屋根付き橋を渡って、神社にお参り。

実際に屋根付き橋が渡れる!というのが、なんとも情緒溢れる体験です。

画になりますね。太鼓橋。

橋の下の鯉。

せっかく内子町を旅するならば、足を伸ばす価値があるスポット!だと思います。

 

というわけで、内子町石畳地区弓削神社でした。

内子で巡る「日本の原風景」のひとつ。

ぜひ、足を伸ばしてみて下さい~!

 


 

◎ 弓削神社/石畳地区(愛媛県内子町)

内子町公式観光サイト「内子さんぽ」

 


 

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