先日しまなみ海道をお仕事で再訪~!今回もいろいろまわりました!まずは特別に連れて行ってい頂いた大島石の石切り場!をご紹介。
とあるムービーの撮影でしまなみ海道を再訪
以前、しまなみ海道をいろいろ案内していただいた、しまなみカメラ女子旅などを主催する大橋さんとミヤネさん。今回もお二人とのお仕事です。前回訪れた際に、1本のムービーの打ち合わせが含まれていたのですが、今回いよいよそのムービーを撮影する!ということで、しまなみを訪れ、お世話になりました。
今回もいろいろ面白い場所や素敵なお店に連れて行っていただきました!
一行は、しまなみ海道の大島にあるカレイ山展望公園で撮影を行っていたのですが、その撮影中に、大橋さんのお知り合いの方にたまたま遭遇。その方に「石切り場見せようか」とお誘いいただき、特別に連れて行ってもらった場所がすごかったのでまずはご紹介!
伊予の銘石「大島石」
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、しまなみ海道の大島は大島石の産地です。
磨くと青磁のような青みを出す石肌が美しく、主に墓石などに使用されるという大島石。西日本では墓石といえば大島石といわれるほどの銘石です。
その大島石の石切り場が、ちょうど撮影していたカレイ山展望公園の近くにあるとのこと。
たしかに見回せば、石が切り出され、山肌がむき出しになっている山が見えました。
写真右の方が、NPO法人能島の里の村上利雄さん。写真左は大橋さん一行。
前述の偶然お会いした大島の方がこの村上利雄さんで、この村上さんに、今回特別にすごい場所へ連れて行ってもらいました。
立ち入り禁止の石切り場見学スポット
村上さんがわざわざ用意してくださった車に乗って、その特別な場所へ。
石切り場エリアの細い坂道を登っていきます。坂の途中で、前方から下ってきたトラックに遭遇。「ここは下り優先やけん」と、一度坂の下まで降りて道を譲ったりしました。確かに下っている車がバックで戻れないような細くて急な坂道です。
ほどなくして、その場所に到着。この立ち入り禁止の扉の向こう側が特別な場所です。
中に進むと断崖絶壁にフェンスがあり、その下をのぞくと…
島の眺望とともに、眼下に石切り場が!
たしかにこれはすごい!
工場萌えならぬ、石切り場萌え的なマニアがいそうな眺めでしたw
南米を旅した時に、鉱山ツアーとかありましたが、そういうツアーとして商品化できそうなスポットだな~と思ったら、まだほとんどシークレットツアーみたいな状態らしいですが、村上さんがそういったツアーを主催されているとのこと。
今回特別に連れて行っていただいたこのスポットの見学や、大島石の石割り体験などが企画されているそうです。登ってきた坂道も整備される予定で、今年のGW頃にはツアーとして展開されるのだとか。興味ある方はぜひ!
現在は、直接村上さんにコンタクト取っていただくしかないみたいですw
村上さんの携わるNPO法人能島の里連絡先はこちら。
現在でも参加可能な、宮窪・石文化体験ツアーはこちら。
今回は、かなりマニアックなネタでしたが、 せっかくなので紹介させていただきました!
今回のしまなみ滞在中、大島石を取り扱っていらっしゃる島内の石工房に立ち寄る機会もありまして、石ギャラリーも併設されたその石工房の若奥様と大橋さんが旧知の仲とのことでお邪魔して、撮影もさせていただきました。
撮影後は、こちらの若奥様が大島石の新しい展開を考えておられるとのことでしたので、ぼくが思いついたちょっとしたアイデアをお話ししたところ、大変喜んでいいただき、盛り上がりました。
その石ギャラリーに飾られていたこの色紙。
なんとあの北の国からの脚本家、倉本聰先生の直筆色紙!すごい~!
この大島の石切り場が、ドラマのロケ地になったことがあるそうで、撮影時は倉本聰先生もいらっしゃったのだとか。このギャラリーで休憩されている写真も一緒に飾られていました。
お邪魔した石公房さんの公式サイトはこちら。
大島石のお土産などがギャラリーで販売されています!
以上!特別に見せていただいた大島石の石切り場でした。
貴重な機会をありがとうございました~!
◎ ひーくん、ばーばとしまなみ海道&尾道を旅するの巻 Part.1