「移住?要するには引っ越しでしょ?」それぐらいのスタンスでもいいのかも?肩に力が入りがちな移住は卒業して、もう少しリラックスした移住へ。少し気楽に考えてみました。





tensen

 

先日「わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉」という短期集中連載で、ぼくらの移住のプロセスを語りましたが、書いてみて「なんかうちってハードコア?」と思いまして…w

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉①世界一周の旅

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉③車中泊の旅(後編)

この記事を読んで「なんか移住って大変そう…って思われやしないかな、いやいやそれはマズイ!と、ちょっと反省しました。

別に世界一周しないと移住できないわけじゃないし笑、車中泊で西日本を旅する必要もありませんw。そもそも「移住ってそんなに肩に力入れる必要あるのかな~と(リスク回避は必要だけど)逆に考えなおしてみたりしました。

もう少し気楽に、リラックスした移住を考えてみてもいいかも?

そんな風にも思ったので、前回よりソフトな切り口で「移住」について書いてみます。

 

田舎暮らし=農業?そんなことはありません。

田舎で暮らす=農業みたいなイメージありませんか?ぼく、ありました。

まだ東京で働いていた頃。移住なんて夢のまた夢だった頃は、田舎暮らしとか、一種の現実逃避みたいな感じでぼんやり想像してみたことありましたが「田舎で暮らしたらやっぱ農業しないといけないのかな~」な~んて考えてました。「自分、農業できるかな?」みたいな。

農業はいやだとか、やりたくないとか、そういうことではなく、数年前のぼくのように「田舎で暮らす=農業」が、移住を考えるハードルになっている場合もあるかな?と。(初期段階の話しかとは思いますが)

ひと言でいえば、もちろん農業やらなくても田舎で暮らせますw

農業やらないと敬遠されるなんてこともまずないです。

ぼくは農業はしておらず、デザイン業100%ですがすごくのびのびと生活できています。

うちはたまたま、庭に畑のない家を借りたので(畑付きの物件は割と多いと思います)家庭菜園もしていません。

うちの玄関から徒歩1分の風景

ただせっかくこういう環境に暮らしているのだから、野菜づくりや米作りを体験するメリットは当然あると思います。ちなみにやろうと思えば、田んぼで米も作れるそうです。実際「やる?」って誘われて話しを聞いたことあります。

ちなみにぼくは、農業はやらなかったけど、川漁にはチャレンジしました。天然うなぎ漁です。名人の方に教えてもらって、1年目は23匹とれました。この話しはまたいずれ…。

 

もちろん、農業をやりたい!農家として暮らしてみたい!という方には(言うまでもないですが)田舎暮らしはベストな選択。

農業で収入を得るとろこまではいかなくても、自分で作った安心な野菜を食べたい、そもそも自分で作った野菜を食べてみたい!などの動機でも、都会よりははるかに気軽に野菜作りに取り組めると思います。

うちのご近所でも、ほとんどのご家庭で自宅用の野菜を作っています。

作っていないのはうちぐらいかも?

そんな感じで、本気で農業に取り組みたい人にも、少しだけやりたい人にも、まったくやらない人にも、田舎暮らしはできます!ご安心くださいw





tensen

 

大きな街の近くの田舎に住んでみる。

二段階移住ってありますよね。

最初は地方の都市部に住んでみて、慣れたらもう少し奥に住んでみる移住のこと。

それもアリですが、都市部のすぐ近くの田舎に暮らしてみるというのもアリなのではないかな?と思いますので少し書いてみます。

例えばぼくの暮らす愛媛県。

愛媛で一番大きな街は松山です(四国で一番大きな地方都市)。

東京に比べれば地方都市ですが、松山でも実際住もうと思ったら、ふつうに東京近郊とあまり変わらない住宅密集地に家やアパートを借りる感じになると思います。

雰囲気はのんびりしているので、さすがに東京や大阪とはぜんぜん違うとは思いますが。愛媛の暮らし、四国の暮らしは十分楽しめるとは思います。

とはいえ、住宅地に住むなら都会でいいわけで、やはりせっかくなら田舎暮らしをしてみたいと思いますよね。

そういう方へのご提案。都市部の近くの田舎を狙え!です。

松山周辺でも、車で20~30分走れば完全に田舎になります。

環境的にはあまり松野町界隈と変わらないのでは?という町や村ばかりです。

松山といえば道後温泉。奥道後は山間地域になります。

松山から車で30分の双海のビーチ。愛媛の海岸沿いはどこも背面が山なので(山の斜面はみかん畑)少し入れば山里です。

 

(話しは飛んで)たとえば、ぼくらの暮らす松野町。

車で30分走ると宇和島です。宇和島まで行けばスーパーが7~8軒あります。マクドナルドやユニクロ、K’sデンキ、すき屋、ガスト、ローソンなどチェーン店も最低限は揃っています。ぼくらは週一回のペースで買い出しがてら宇和島まで遊びに行っています。

よく思うのですが、移住後も、渋谷や原宿に行けなくなっただけで(そもそも移住直前はほぼ行かなくなっていましたが)正直東京にいるころと生活レベルは変わっていないです。

Amazon も届きますw

むしろ、新鮮な魚や野菜やジビエなどがかなり身近に入手できるので、高価なオーガニック野菜をお取り寄せするまでもなく、食生活のレベルは格段にUPしています。

 

うちの近所。Amazon 届きますw

宇和島市街の風景。漁港の街なので朝とれたての宇和海の魚が手に入ります。

 

もちろん松野町はほとんど秘境なので、 さすがに松山まで出るのに、下道で3時間、高速に乗っても1時間40分程度かかります。

ぼくらからすれば、たま~に松山という大都会に遊びに行くぐらいの松野町でちょうどいい感じですが、それはちょっときついという方には、松山周辺のような、いざとなれば都市部にすぐ出られる田舎というのも良い選択肢ではないかな?と思います。

住んでみたい県や地域の、一番大きな街の「すぐそばの田舎」探してみてください。





tensen

 

移住のメリットを語ろう。

さすがに、移住を単なる引っ越しと言い切るのは乱暴すぎますが、数年前に比べれば、地方への移住を考えるひとは圧倒的に増えているのも事実だろうと思います。

たとえば、転職を機に移住するとか、起業するのを機に移住するとか。

それぐらいのノリはぜんぜんアリではないかな~と思います。

もう東京はいいや」と心の底から思っていたぼくらは、移住してデメリットがあったか?と問われると、ほとんど思い浮かびません。(海外旅行でLCC使う時に成田経由しなくちゃいけないことぐらいです)

それぐらいメリットの方が大きかったです。

最大のメリットは、都会暮らしで受けていた多大なストレスから解放されたこと、です。

都会にいた頃はそれが当たり前で気づかなかったんですが、こっちに暮らすようになって、冗談抜きで重たい鉄のヨロイが脱げたぐらいの、ストレスからの解放を感じました。

人間関係のストレスだけではありません。奥さんとも話したのですが、地下鉄の音とか、繁華街の音とか、たぶんびっくりするほどノイズが多いんだと思います。都会って。

移住して4年半、こんなにストレスフリーで暮らせていいのかな~ってぐらい楽になりました。もう都会には戻れません。

 

松野町に移住したら四万十川がついてきた!実は車で15分で四万十川に行けるわが家。

夏にご近所にお邪魔していただいた、シソジュース。もちろん自家製。

となり町の湧き水スポット。しかもここ、湧き水の流水そうめん流し屋さんなんです。

ぼくらの住む家。しつこいですが Amazonも楽天もヤフオクもメルカリも届きますw

 

移住は、確かに、がらりと生活は変わりますし、今までの仕事や環境を捨てないと移住できない方も多いと思います。向き不向きもあるでしょう。

リスク回避もしっかりすべきだと思います。せっかく移住するのに、準備不足で失敗するのもつまらないですものね。

でも準備はゆ~っくりでいいと思うのです。

慌てて移住しないといけないことなんて、それこそあまりないですよね。

ぼくらも、移住先を決めてから実際に引っ越すまで1年かかりました。

下調べさえ手を抜かなければ、地域のコミュニティに入ることも難しくないと思います。

ぼくと奥さんなんて、はっきり言って「人づきあい苦手」な人種の筆頭です。

ただ奥さんは、田舎のばあちゃん達の方がうまがあうみたいで、移住してからは、ばあちゃんのお友だちが増えて、野菜のおすそわけをいただいたり、お礼にお菓子を作って持って行ったり、楽しくやっています。

移住に踏み切ることで、閉塞していた自分をより良く活かせることもある!かもしれませんw

移住すると、実は移住したひとが活性化する、というのは本当だと思います。

 

こんな本もおすすめ。

実際に移住をされた「移住女子」の証言集!おすすめの移住本!です。

最近出版された「灯台もと暮らし」編集長さんの著書です。

移住女子/伊佐知美著(新潮社刊)

移住女子

 





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仕事はあります!

前回の集中連載でも書いたとおり仕事はあります

むしろ起業したい人にとって地方は天国!

飲食店や商店が次々に消滅していくので、逆に「ないものだらけ」なのです。

パン屋でもレストランでも、バーでも居酒屋でも、雑貨屋でもアウトドアショップでも、美容室でも古着屋でも、始めるだけで町の人に喜ばれること間違いなし。

その上、周辺に競合他社がいませんw しっかりとしたスキルがあれば、むしろ潰し合いみたになっている都会よりよっぽど仕事がやりやすい環境だと思います。

ちなみにぼくはフリーデザイナーですが、去年はこれだけ仕事がありました。

メルカドデザインの2016年を振り返ってみる。

 

また、小さな町だと就職先はないかもしれませんが、前述のように大きな街の近くの田舎に住めば、松山ぐらいの規模ならふつうに仕事ありますので、単純に大きな街へ通勤すればよいだけです。

愛媛でもたとえば松山から車で30分の田舎に住んで、松山に通勤するといったことが可能だと思います。松山規模ならふつうに仕事あります。

その他、気になることは前回どどーっと書いたので、下記から参照してみてください。

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉第1回 世界一周の旅

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉第2回 車中泊の旅(前編)

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉第3回 車中泊の旅(後編)

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉第4回 移住の準備(仕事編)

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉第5回 移住の準備(下見&引っ越し編)

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉第6回 空家リフォーム(自力編)

わが家の移住〈地方移住そのプロセス〉最終回 移住後の暮らし

 

というわけで、前回よりはソフトな切り口で移住について書いてみました~!

もう少しソフトに語れるかもしれないな~と思いつつ、今回はここまでw

移住についてはまた書くと思いますのでお楽しみに~!

 

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